金融バブル損失

金融バブル損失は1000兆円、鍵は米国債消化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000648-san-bus_all

12月5日23時38分配信産経新聞米国の金融バブル崩壊に伴う損失は最終的には米欧合計だけで1000兆円、米欧合計の国内総生産(GDP)の3分の1を突破しそうだ。1990年代の日本のバブル崩壊に伴う銀行の損失処理総額は約100兆円、GDP比で約20%に上ったが、損失処理のメドがたつまでには10数年もかかった。今回の米国は、98年の公的資金投入まで無為無策だった日本の失敗を教訓にして、早めに公的資金の投入や連邦準備制度理事会FRB)による大量のドル資金をつぎ込んでいる。欧州も米国に追随している。米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)などのローンやこれらローンを組み込んだ証券化商品の残高は米国で23兆2100億ドル、欧州で8兆9250億ドル、合計で32兆1350億ドルに。このうちどれだけ金融機関や投資家が損失を被るかは焦げ付き次第だ。国際通貨基金IMF)は10月初め、米国の焦げ付き率を6・1%、損失総額は1兆4050億ドルと推計した。同時期に英中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は英国および欧州ユーロ圏を合わせた焦げ付き率を13・5%とし、1兆2040億ドルの損失とした。すると米欧合計で2兆6090億ドルの損失となる。ただ、これらの数値は実態からはほど遠い。みずほ証券市場調査部が米銀大手JPモルガンと破綻(はたん)した米証券大手のリーマン・ブラザーズの第3四半期(7〜9月)の決算が明らかにした時価評価基準をもとに損失を計算したところ、焦げ付き率は米18・8%、欧15・6%となった。米欧損失総額は5兆7670億ドルになり、IMFとBOEの推計の2倍以上になる。実際の損失額はさらに膨れ上がっているとみてよい。米国は11月25日には紙くず同然になりかねないローンや証券化商品を買い上げるため8000億ドルを投入することにしたが、これを含めて、財政資金とFRBの無制限の資金供給などによる金融救済のための資金投入総額は、米国だけですでに8兆ドルに上ると見込まれる。欧州側の救済総額は10月初めの時点で1兆9000億ユーロ(約2・4兆ドル)に上ることから、単純に合計して米欧の危機対策は10兆ドルを超える。米国はFRBがドル札を無制限に供給し、しかも2009年度(08年10月〜09年9月)は1兆5000億ドルと通常の3倍もの米国債を発行しなければならないが、ドルの信認維持が鍵になる。ドル暴落不安が生じると、損失を恐れて米国内外の投資家は米国債を買わなくなり、金融危機対策は行き詰まりかねない。(編集委員 田村秀男)最終更新:12月5日23時38分ソーシャルへ投稿 1件:(ソーシャルとは)この話題に関するブログ2件

[引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000648-san-bus_all:title=Yahoo[経済総合(産経新聞)]]]
今回の金融バブル崩壊の損失が、アメリカ、ヨーロッパだけで1,000兆円です。
1,000兆円・・・。
ISMも最悪でしたし、アメリカは相当やばいんじゃないでしょうかね?
2009年度は1兆5千億ドルの国債を発行するアメリカ。
しかし、恐らくは買いきれないでしょうね。ドル暴落は本当に起こるでしょうか?
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