原油価格

NY原油>70ドル割れ…小売り、運輸「歓迎」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000014-mai-brf

10月18日0時57分配信毎日新聞金融危機の深刻化を背景に原油価格が急落している。16日のニューヨークの先物相場は1年2カ月ぶりに1バレル=70ドルを割り込み、今年7月につけた最高値に比べ半値以下となった。原油安が生活に与える影響や、下落のメカニズム、産油国の対応を探った。◇景気不安 慎重な声もガソリン価格は原油高騰が続いていた今年8月に全国平均で1リットル=185.1円の過去最高値をつけたが、今月14日には同161.6円まで下がった。17日には石油元売り大手の出光興産が来週(20〜26日)のガソリンの卸値(全国平均)を前週と比べて1リットル当たり7.9円値下げすると発表。全国平均価格は5月初旬以来、150円台に戻る見通しだ。ガソリン高でマイカーによる客足が落ち込む郊外店が多い外食や小売り大手は「車での買い物の頻度が上がれば、立ち寄ってもらえるケースが増える」(すかいらーく)と期待を寄せる。ただ、「株安や景気の先行き不安感が強まっており、プラス効果は少ない」(イトーヨーカドー)と慎重な見方も根強い。トラック業界も経費節減効果が大きい。全日本トラック協会は「軽油が安くなるのは大歓迎」と話す。ただ、「これを理由にした荷主からの値下げ圧力が強まる可能性もある」と警戒を強めている。航空各社は来年1月以降、国際線運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)を値下げする見通しだ。日本航空全日本空輸の10〜12月期のサーチャージは欧州・北米線で片道3万3000円に上昇したが、2万5500円程度に下がる可能性が高い。各社は「利用客数の回復につながる」と期待しているが、サーチャージの水準自体はまだ高く、景気後退の影響も懸念されることから、値下げ効果は限られるとの見方が強い。原油高は輸送コスト増などにより食品価格にも大きな影響を与えていた。しかし、原油価格下落に合わせ、小麦などの穀物価格も急落。日清食品は今年1月に即席めんを7〜11%値上げしたが、当面、再値上げはしない方針だ。製パン最大手の山崎製パンも「極力、価格は据え置く」(同)方針を示している。◇世界マネー 流れが激変原油価格が今年7月のピーク時より半分まで下落したのは、世界のマネーの流れが激変したからだ。原油価格の上昇が本格化したのは、昨年夏に米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題が表面化して以降だ。金融不安はあったものの「実体経済は深刻な影響を受けない」(米証券アナリスト)との見方を背景に、株式市場から逃げ出した投機資金や機関投資家の資金が原油穀物市場に一気に流入した。今年7月には、ニューヨークの原油先物相場は1バレル=147.27ドルと、わずか1年で約2倍に急騰した。しかし、米大手証券・リーマン・ブラザーズが今年9月に経営破綻(はたん)したのを機に局面が変わった。「金融危機世界恐慌を引き起こす」(米投資会社)との懸念が広がり、株式市場だけでなく、原油穀物市場から、最も安全な資産である債券や金などに急速に移り始めた。10月に入って日米など世界的な株価暴落が起きて以降は、さらに投資家の安全志向が強まった。金や債券も売られ、究極の安全資産である「現金への逃避」すら起き始めた。これまで右肩上がりだった金相場は、16日のニューヨーク市場で売りが優勢となり、一時、1オンス=800ドル台を割り込んだ。米国債にも売り圧力が出始めている。「金融危機の深刻化を受けて、投資家が極端なリスク回避志向に陥っている」(大手証券)ためだ。欧米の投資家やファンドは12月の決算期に向けて資金繰り確保に躍起だ。市場では「リスクマネーの枯渇」が、さらに景気悪化を加速させるとの懸念が高まっている。

[引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000014-mai-brf:title=Yahoo[市況(毎日新聞)]]]
金も下落していますが、
金が下げると危ない。
金が下がる=金までも換金される
という事です。
金が下がると危機が近いと思います。
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