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【ウィークリーワールド】リーマン破綻 米金融危機、世界を巡る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080920-00000931-san-int

9月20日17時42分配信産経新聞米証券大手、リーマン・ブラザーズの破綻に端を発した米金融界の混乱が続いている。ブッシュ米大統領は18日、ホワイトハウスで声明を発表し、米政府は危機の修復に対処していることを強調した。だが、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の経営悪化も重なり、波紋はいやおうなく世界に広がっている。18日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は米経済への不信感は各国の中央銀行から企業、ヘッジファンド個人投資家に至るまで、最近の記憶では前例がないほどまでに深まっていると伝えた。その波はアジアにも波及し、シンガポールでは、深夜からAIGの子会社の事務所前に顧客らが保険契約の見直しをしようと、列をつくった。証券取引所でトレーダーが頭を抱えたり、祈るような眼差しで取引画面を見つめる光景はニューヨークだけでなく、ロンドンからパリ、さらには香港でも変わらない。リーマン・ブラザースを創設したリーマン一家の3兄弟が生まれたドイツ南部リンパーでは生家に、米国に移住して成功した一家をたたえるかのように記念碑が掲げられている。だが、それももはや色褪せて見えてきそうだ。一方、AIGの経営悪化でにわかに注目を浴びているのが英プレミアリーグの名門、マンチェスター・ユナイテッド。今年4月に披露した新しい赤いユニホームにはスポンサー企業になったAIGの大きな文字が書かれ、それを胸にウェイン・ルーニー選手らスターが本拠地マンチェスターでの試合に臨んでいる。ユニホームのスポンサー契約はいまや球団経営に欠かせない収入源。とくにマンUはここ数年、スポンサーが代わり、球団経営への影響も気になるところだ。2社以外にも米金融界をめぐる話題は尽きない。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は18日、米銀大手シティグループに合併申し入れに失敗した米証券大手、モルガン・スタンレーが中国の国有投資会社「中国投資」に持ち株比率で最大49%の出資を要請していると報じた。米銀大手との合併よりも中国投資の出資が望ましいとの判断といわれる。中国投資はリーマン・ブラザーズの買収にも参画したとされる。リーマン・ブラザースは破綻し、英銀行大手、バークレイズが一部買収に乗り出す半面、AIGの経営悪化では米連邦準備制度理事会FRB)が280億ドル(約2兆9500億円)を実行したと発表した。米当局の対応は2社の間で対照的な形を取ったとはいえ、一刻も早い危機からの回復に向けて有効策の実施が望まれている。米国では1929年に数回にわたる株価の下落の末、大恐慌に見舞われ、ニューヨークの街角では、失業したビジネスマンらがスーツにネクタイというふだんの姿でリンゴを売り、わずかでも生活費を稼ごうとした。それから60年近くたって1987年、株価の大暴落が起き、「ブラックマンデー」と呼ばれた。現在の金融危機はそこまでの大きな影響は出ていないものの、過去の危機では、経済の自由化にこだわった米政府、とくに共和党政権のツケが指摘される。経済のグローバル化が加速する現代にあって米国は自由主義経済の旗手。ブッシュ政権もそれを貫いていてきた。来年1月には民主党への政権交代もありえるとはいえ、米国は「自由な経済」をどこまで守り切ることができるか。ブッシュ大統領は政権末期にきて米国が抱える最大の課題に直面しているようにみえる。

[引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080920-00000931-san-int:title=Yahoo[海外総合(産経新聞)]]]

今回の危機はいつ収束するのでしょうか?ダウも依然1万ドルを維持しております。9月末決算に向けての換金売りは先週がピークとなり、これから若干戻す展開を予想しております。でも今度は11月中旬からまた換金売りが出るものと予想され、またアメリカ国債の起債があり、波乱含みになると思います。

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